Supreme Blanket
車内に置いておきたい センスの良いブランケット
ファッションアイテムや、カルチャーに関連したプロダクトなど、Silverのエディターが今気になるモノを紹介する連載企画「Editor’s Eye」。
仕事柄自分は、いろいろな方の車に乗せてもらう機会が多い。そうした時いつも感じるのは、センスが良い人の車内には、センスの良いブランケットが載っているということ。そんな経験から、どんな車に乗るのかと同じくらい、車内にもこだわりたいと思うようになった。そんな中見つけたのが、このシュプリームのブランケット。ベーシックだけど鮮やかなカラーリングに、ロゴを溶かしたようなグラフィックが模様のようにあしらわれている。定番のメキシカンもいいけれど、いい意味で主張しすぎないデザインがいまの気分にハマる。触ってみると、予想以上に肉厚で肌触りも滑らか。それもそのはずで、アメリカ ミネソタ州で150年にわたってウールブランケットを作り続けてきた老舗、ファリバルトに別注をかけて作られた本品には、熟練した職人の手仕事が宿っているのだ。これからますます寒さが厳しくなる中で、一枚車内に入れておけば重宝することは間違いないだろう。そしてドライバーはもちろん、同乗者の気分も上げてくれるに違いない。自身の経験がそれを証明している。
Photo Toru Oshima | Text Shohei Kawamura |