Car Related Products Vol.4
車に関連したデザインの ユニークなプロダクト
クルマの火災に対応した消火性能、被写物や環境に対する低負荷を実現したサステナブルな消火器。付属のホルダーで車内に一つ取り付けておけば、万が一の事態でも役に立つことは間違いないだろう。一般的な消火器より少し小柄で、女性でも扱いやすいのも嬉しいポイントの一つだ。イギリスのメーカーならではのデザイン性の高さも魅力的。
デザイナーの中村ヒロキ自身も車好きとして知られ、「後世に残っていくプロダクト作り」を掲げ展開されているvisvim。2010年にリリースされたドライビングシューズをアップデートし発表されたこのシューズのコンセプトは、“古い車を運転するため機能性を高めた靴”。素材には、丈夫かつ柔らかいイタリア製のカンガルーレザーを採用。通気性、透湿性が高められた心地いい1足。
フィグベルが手がけるアイテムはストーリー性を大事に作成されている。長い時代人々に愛されてきたキーケースのシルエットを採用しており、エンジニアブーツ制作時に余ったレザーを再利用し作られているという、環境にも素材的にも優れたアイテムだ。このキーケースも使い込む程に表情が変化していき、独特の鈍い光沢感が目立ってくる。まさに利用する人のストーリーがこもるプロダクトになっていく。
ピリオド コレクトからリリースされているタペストリー・ブランケット。1960年代初頭のカーレース前の瞬間を切り取ったという緊張感が伝わる写真を全面に配したデザイン。重量感がありながら、適度な柔らかさも備えている事から使い心地も考えられていることがわかる。車内での使用や、海、ガレージ、家族でのピクニックに最適な一枚。
アウトドアでも炭酸水を手軽に楽しめるAarke Carbonator Proというソーダマシンの為に設計されたこのグラスボトル。ボトルだけの使用もおすすめで、使用する場所は人それぞれ。車の中でも外出先でも、何度も繰り返し使うボトルだからこそ、機能的で飽きのこない洗練されたデザインのボトルを持ち運びたい。
カナダ・モントリオールを拠点とするデザインスタジオ、ジョウンド。シックなデザインが特徴的なエアフレッシュナーは、バーチタールやパインコーンなど8種類のナチュラルな素材を使った落ち着きのある香りが印象的で、シンプルで使い勝手のいい同ブランドの特徴が前面に出たアイコニックなプロダクトだろう。
路面の凹凸から来る振動を抑えるためのサスペンションを再現したこのキーホルダー兼ボールペン。塗装には実際の車でも使用され、耐久性に優れるアルマイト塗装が施されており、細部までこだわった優れもの。洒落の効いたアイテムが多いオートアートだが、その再現度には驚かされるばかりだ。
縫い目が出ないウェルディング製法を用いる事で、軽量でありながら、耐水性、耐久性に優れているこのコンテナ。上部のパネルは、サイドテーブルとしても使用可能で、オールラウンダーなアウトドアギア。積み上げた状態で内部へのアクセスも可能で、同シリーズであれば3段まで積み重ねる事ができ、車でのスタッキングも可能なサイズ感だ。
aNYthingの創設者として知られるエーロン・ボンダロフが手がける「4 WORTH DOING」通称“4WD”。車の世界で4WDといえば、四輪駆動のことだが、エーロンにしてみればそれはスケボーのこと。そんなエーロン自ら作成しているというこの湯呑みは、ハンドメイド感が溢れるユニークなプロダクトだ。寒くなった季節でも、この湯呑みで暖かいものでも飲んでみたら新たなクリエイティブが目覚めるかもしれない。
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Photo Taijun Hiramoto | Edit Takayasu Yamada Jo Kasahara |