Color Catalog Vol.2 [Pink]
日々を彩るカラフルなプロダクト集
スタイリングのポイントになるウエアやアクセサリー、部屋全体を明るく見せるインテリア。色とりどりの小物たちはそこに存在するだけで個性を主張する力強さがあり、心に多彩な栄養を与えてくれる。ここからは、日常に取り入れたい生活を豊かに彩るカラープロダクトを紹介していこう。
Patchwork Velour Track Jacket by
Supreme
ランダムなパッチワークがストリートのクラフト感を演出するシュプリームのジャケット。80年代を彷彿させる温かみのあるカラーのコンビネーションと、コットン混紡ベロアの質感も相まってどこか古着のような懐かしさを感じる。ニットリブ仕様の袖口と裾にフルジップ開閉で、まだ肌寒い春先の外出にちょうどいいアウターだ。
NEAT Chino by NEAT
ドレッシーなピンクが目を惹くこのチノパンツは、2015年から日本で始動したブランド、ニートのもの。代名詞とも言える2本のインタックはそのままに、素材はコットンチノを使用しているため、上品なシルエットかつカジュアルな着心地というモダンなプロダクトとなっている。Tシャツ1枚の着こなしから、シックなコーディネートまで様々な楽しみ方ができそうだ。
Socks by HOMME PLISSÉ ISSEY MIYAKE
「NERIKIRI SOCKS」と名付けられた本品は、その名の通り和菓子のような柔らかい色味と丸みのあるデザインが癒しを与える。靴下をくるくると丸めると練り切りのような形になる仕様になっており、日本ならではの小さな遊び心と季節を大切にする趣を感じるアイテムだ。カラーリングはさくら、よもぎ、みず、すみれの4種類。
MUSSOLA GOMMATA JACKET by
STONE ISLAND
無骨な印象の強いフィールドジャケット型にも拘らず、ブランド独自のダブルガーメントダイ(製品染め)による柔らかなピンクカラーによって中和され街中でも使いやすいアイテムに昇華された1着。遮風性や撥水性も高い仕様となっており機能性にも抜かりがないこのジャケットはあらゆるシーンで着用できる優れものだ。
Flower Vase by Shiro Kuramata
世界に誇る日本人プロダクトデザイナーの一人であると言える倉俣史朗。1989年に彼が手がけたこのフラワーベースは、クリアアクリルの中に閉じ込められたピンク色が、液体のようにも見える不思議な錯覚を生み出している。ガラス管は取り外すことができるので花の手入れもしやすく、日常に即した気配りにもデザインとしての愛を感じる。
Metalic Jaguard Knit Polo Shirt by BODE
世界中で収集した古布をハンドメイドでアップサイクルし、アートピースのような服を作り続けているボーディ。カラフルな色使いもお手のもので、ラメを織り込んだ深い赤とピンクの2色のアーガイル柄がグラフィカルな1着だ。プレイフルな華やかさがありつつも、リラックス感のあるシルエットと控えめな襟が上品なムードを演出する。
Photo Taijun Hiramoto | Styling Riku Oshima | Edit Takayasu Yamada Aya Sato Rikako Goto Jo Kasahara |