New Color
New Classicを彩る 鮮やかなカラーコーデ
ファッションにとって色はスタイルを映し出す鏡であり、強力な個性となる。だからこそ普遍的でクラシックとされるアイテムに鮮やかなカラーリングを取り入れて、自分だけの個性を演出するのがNew Classicなスタイルのひとつの答えだ。そんな普遍的なアイテムを8つピックアップし、それぞれ異なるカラーリングでコーディネートを提案。日常にポジティブなメッセージと彩りを与える色合わせのヒントを探してみてほしい。
Jacket × Pink
堅い印象になりがちなジャケットも、淡い色合いのピンクをチョイスすることで春夏らしいポジティブで開放的なムードを演出できる。ブラウンのパンツで全体を締めれば、よりモダンな着こなしへと昇華する。
6 Panel Cap × Green
6パネルのキャップにあえてスーツのセットアップスタイルを合わせ、ストリートのムードは残しつつも大人のスタイリングへ。キャップのグリーンを基調に全体をまとめ上げることで、季節感を感じさせる爽やかでクリーンなスタイルへと仕上げている。
Slacks × White
混じり気のないシンプルなカラーリングであるホワイトこそ、同色でシンプルにまとめるのが良いだろう。ストレートなシルエットが魅力のプレーンなスラックスにはディテールの効いたアイテムを合わせることでアクセントとなる。
Overall × Yellow
鮮やかで陽気な印象をもたらしてくれる黄色は、着用するだけでポジティブな気分にさせてくれる。淡い色合いのオーバーオールはあえてパンツとして取り入れ、色の濃淡で合わせを楽しんでみてははいかがだろうか。
Coat × Red
印象的な赤のコートをメインとしたスタイリングでは、かっちりと決め過ぎないアイテム合わせがポイント。ドレスシャツでトラッドな要素は押さえつつも、ワイドなシルエットのデニムなどカジュアルなアイテムで外すのが洒落ている。
Blouse × Purple
エレガントで気品漂うカラーである紫こそ、女性らしいアイテムであるブラウスで提案したい。全体的にマニッシュなテイストでまとめることによって、現代的な品ある女性像を演出できる。
Leather Shoes × Orange
控えめな色になりがちなレザーシューズこそ、鮮やかなカラーリングを取り入れて個性をアピールしたい。発色の良いパステルオレンジが目を惹く足元と、同色系の差し色を入れ込んだスタイリングでトラッドになりすぎないNew Classicなテイストを表現。
Coverall × Blue
ブルーのカバーオールを同色系で合わせれば、すっきりとまとまったイメージに。カラーリングをリンクさせることも見た目の上では重要であるが、洋服の背景のカルチャーを理解し反映することも大切。ワークなアイテムには、ウエスタンの要素を合わせることでより深みのあるコーディネートとなる。
Photo Jun Yasui Styling Shuhei Yamazaki | Hair Kazuhiro Naka Make Dash Model Fred Greb Victor Lulu | Edit Shohei Kawamura Yutaro Okamoto |