Signature of Comfort & Chic

心地よさとデザイン性 に優れた名プロダクト

快適さのシグネチャーを持つブランド
THE GIFT OF KINGS® by Loro Piana

Knit Cardigan ¥1015300 Coat ¥699600 Shirt ¥137500 Pants 161700 Scarf ¥137500 by LORO PIANA (LORO PIANA JAPAN)

「ザ・ギフト・オブ・キングス®」。それはテキスタイルブランドの王様と呼ばれるロロ・ピアーナの中でも特別な素材で、世界で最も細いメリノウール (直径わずか約12ミクロン) を使用している。特徴としては品のある光沢感があり、高い透湿性と熱の放出性を持った天然の高機能素材であるということ。そんなザ・ギフト・オブ・キングス®を贅沢に用いたこのカーディガンは、ミニマルとエレガンスを突き詰めたデザインでメリノウールの持ち味を最大限に引き出している。

Mechanical Watch by Grand Seiko

Watch ¥913000 by Grand Seiko
Shirt ¥27500 by YOKE (ENKEL)

国産腕時計最高峰の一つ、グランドセイコー。そう言い切れるのは、ムーブメントの開発から設計、製造、組立、調整、検査、出荷まで全てを一貫して行う、世界でも有数の自社完結型だからだ。素材から研究開発するため、個体としての完成度を常に追求することができる。日本の四季折々の豊かさを感じさせるデザインがダイアルに多く取り入れられ、その景色を自分の腕に眺めるのも豊かな時間の過ごし方だ。時計は何かを誇示するアイテムではなく、自分の時間と向き合うためのものである。

Eyewear by MYKITA

Eyewear ¥70400 by MYKITA (MYKITA JAPAN)
Blouson ¥63800 by YOKE (ENKEL)
Turtleneck Knit ¥44000 by JOHN SMEDLEY (Lea mills agency)

薄いステンレススチールのメタルシートを切り抜き、まるで折り紙のように組み立てて形にしていくドイツのアイウェアブランド、マイキータ。故障の多いヒンジにはネジを使わないスパイラルヒンジという革新的な構造を取り入れていることがシグネチャーだ。パーツが少ないため、軽く、しなやかで、そして丈夫であるという快適さを実現している。中でもこの「ライト」というシリーズは更に軽量化を図ったもので、テンプルの厚さはわずか3ミリ。シートメタルの可能性を追求した、マイキータの新たな定番ラインと言える。

Silk Jacquard Shirt by visvim

Shirt ¥154000 Pants ¥93500 by visvim
T-shirt ¥40700 by visvim (F.I.L. OMOTESANDO)

天然素材と伝統技術をモダンにアップデートした、長く愛せる上質なものづくりを行うブランド、ビズビム。同ブランドが近年力を入れている天然素材の一つにシルクがある。蚕が吐き出す極めて細いタンパク質の糸を撚り合わせ、張りや強度を持ちつつしなやかで、吸水性や透湿性に優れた高機能素材がシルクである。糸の細さゆえに高密度の織り込みが可能で、複雑な柄を織り込んだこのジャガード柄のシャツは、日本古来のものづくりの結晶としてまばゆい輝きを放っている。

Pleating by HOMME PLISSÉ ISSEY MIYAKE

Jacket ¥63800 Pants ¥41800 Tunic ¥60500 by HOMME PLISSÉ ISSEY MIYAKE (ISSEY MIYAKE INC.)

唯一無二の表情を持つオムプリッセイッセイミヤケのシグネチャー、プリーツ。軽くて動きやすく、シワになりづらくて乾きやすいという機能性は、デザインの美しさと相まって時代を超えたマスターピースだ。オムプリッセイッセイミヤケのここ数年のコレクションはプリーツのそういった機能性に改めて向き合ったアイテムで新たな快適性を提案している。ハンドプリーツ加工による巾目の広いアコーディオンプリーツを取り入れたこのセットアップは、風を纏うかのような軽やかな仕上がりが心地いい。

Linen by ZEGNA

Shirt ¥317900 Pants ¥302500 by ZEGNA (ZEGNA CUSTOMER SERVICE)

生地メーカーとして1910年にイタリアでスタートしたゼニア。「世界で最も美しいファブリックをつくる」という理念のもと、最高級の原毛の買い付けから紡績、染色、仕上げまでを一括管理し、品質の安定と追求を実現している。そんなゼニアのコレクションラインアイテムの中で特に気になったのが、タッサーシルクとリネンを混紡したこのポロシャツ。タッサーシルクならではの太く独特なシャリ感と光沢がリネンの肌触りや丈夫さとミックスされ、新たなエレガンスと快適さを実現している。

Tasman by UGG®

Shoes ¥19800 by UGG® (Deckers Japan)

1978年、カリフォルニアの海岸でオーストラリアのサーファーによって設立されたアグ。シープスキンのライニングやスエードのアッパー、天然ウールのインソールなど素材の持ち味をシンプルかつ贅沢に活かした履き心地の良さから、アメリカ西海岸のサーファーたちは海から上がった素足で履いて身体を温めるために愛用した。シーズンレスに履ける機能性と、タイムレスに愛されるアイコニックでリラックス感のあるデザインは、名作シューズと呼ぶに相応しい素質を持っている。

Metalic Nylon by STONE ISLAND

Coat ¥181500 by STONE ISLAND (STONE ISLAND JAPAN)

ストーンウォッシュやガーメントダイ、アイスジャケットにリフレクティブジャケットなど、最先端のテクノロジーを取り入れたテキスタイル開発を行うストーンアイランド。テクスチャー豊かな生地はミリタリーウエアをベースにした機能性の高いデザインに落とし込まれ、イタリアブランドならではのカジュアルさと品も相まって日常にもよく馴染む。まるで液体のような表情の軽量ナイロンを用いたこのコートは、耐風性と撥水性を備えた高いパフォーマンス性に優れている。

Washed Cotton Coat by THE ROW

Coat ¥713900 Shirt ¥218900 Denim Pants ¥115500 by THE ROW (THE ROW JAPAN)

オーセンティックなアイテムが並ぶザ・ロウ。ベーシックながらソリッドで洗練されているのは、極上の素材使いやクラフツマンシップに裏打ちされたテーラリング技術を用いているから。例えばこのフレミングコートは、洗いのかかったコットン生地のヌメ感、太いアームホールのラグランスリーブやたっぷりの身幅からなるオーバーシルエットで情緒的な揺らめきを持つ。そして何よりも、同ブランドのインスタグラムでムードボードのように表現されるバックカルチャーの豊かさが魅力的なのだ。

Sweatshirt by LOOPWHEELER

Sweatshirt ¥22000 by LOOPWHEELER Other Item [Stylist’s Own]

快適な服としてはずせないのがスウェットだ。柔らかく身体を包み込んでくれる着心地やタフさは、着込むごとに味わいも増していく。そんなスウェットを突き詰めるループウィラーは、昔ながらの希少な吊り編み機で編まれた生地のみを使用するスウェットブランドだ。ブランド設立時に製作された「LW01」は、左右に縫い目のない丸胴仕様、前後の首元にあるV字ガゼット、長めのリブ、また適所にフラットシーマ縫製を使用するなど、スウェットのオーセンティックなディテールが詰まった究極の一枚だ。

Deerskin Bag by LARRY SMITH

Bag by LARRY SMITH [Reference Item]
Vest ¥171600 by LUTAYS PARIS (EDIFICE SHINJUKU)
Pants ¥66000 by KARTIK RESEARCH (EDIFICE SHINJUKU)

レザーのカシミアと呼ばれるほど肌理の細かい肌触りのディアスキン。日本では古来から武士の防具などに使われ、ネイティブアメリカンの生活でも愛用される、柔と剛を兼ね備えた機能的な天然素材だ。そんなディアスキンを大胆に用いたこのバッグは、銀細工を得意とするナバホ族からシルバースミスとして認められた日本人デザイナーが手がけるブランド、ラリースミスが生み出した名作。使い方に余白の残されたデザインが、使い込むごとに持ち主のライフスタイルや癖に馴染んで快適さが増していく。

Denim by NEXUSVII.

Denim Pants ¥70400 by NEXUSVII. (V.E.L.)

日本が世界に誇るデニム産業。様々なメゾンのデニムも日本で作られている中で、最も突き詰めたデニム作りをしているブランドの一に“BEYONDEXX(ビヨンデックス)”がある。リーバイス®のXX(ダブルエックス)を超えたデニムを目指すテーマから名付けられ、“黒い”と表現される色の濃さや生地の厚みが愛されてやまない大戦モデルなどを中心に徹底的に研究し、アップデートしたデニム開発を行っている。デニムの新たな歴史を作っているというストーリーが、この上ない履き心地を心に与えてくれる。

Photo Masato Kawamura
Styling Keisuke Shibahara
Hair Nori Takabayashi
Model Sylva
Edit Yutaro Okamoto Shuntaro Iwasaka Jo Kasahara

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